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ブランドの基本戦略とは?中小企業診断士

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ブランドの基本戦略とは?

ブランド・マネジメントを進める際のブランドの基本方針のこと。対象とする市場が新規か既存か、採用するブランドが新規か既存かという2つの次元で整理される。

自社ブランドの市場状況と製品状況によって、当該ブランドが採るべき戦略を検討する際の戦略枠組みである。(R2第34問より抜粋)

①ブランド強化:対象となる市場も採用するブランドも既存のままとする戦略。

②ブランド・リポジショニング戦略:既存のブランドで新市場を狙う戦略。

③ブランド変更:同じ市場をターゲットに、ブランドを新しく変更する戦略。

④ブランド開発:新しいブランドで新しい市場を狙う戦略

過去問

Q1 以下の文章は適切か?

ある企業が既存事業とは異なる新たな事業領域に進出する際に、既存事業で構築してきた既存ブランドを新事業でも用いることを、ブランドのリポジショニングと呼ぶ。(R6第28問ア)

答え

不適切。事業ではなく市場である。

事業は様々な捉え方があるが、エーベルの3次元枠組みの「顧客」「機能」「技術」のように市場よりも広い概念である。

Q2 文中の下線部1に関して、以下の表は、自社ブランドの市場状況と製品状況によって、当該ブランドが採るべき戦略を検討する際の戦略枠組みである。自社の既存ブランドが、既存市場において、新たなブランド名を付すことによって再出発を図るというCに該当する戦略として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
ここでいう市場とは、ニーズや用途を意味する。(R2第34問)

〔解答群〕

ア ブランド・リポジショニング

イ ブランド開発

ウ ブランド強化

エ ブランド変更

答え

エ ブランド変更

ブランド変更:同じ市場をターゲットに、ブランドを新しく変更する戦略。

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